不動産投資とは?
不動産投資とはマンションなどの不動産物件を購入し、購入した物件を借主に賃貸したり、他者に売却することによって収益を得る投資です。
バブル期の不動産投資は購入した不動産の値上がり後に売却して利益を得る、つまり売却利益(キャピタルゲイン)を期待する投資でした。
しかし、現在は購入したマンションなどを賃貸して得られる家賃収入、つまり運用収益(インカムゲイン)を期待する不動産投資が主流となっています。
不動産投資メリット
1.収入が安定的
不動産投資は、どのような投資でも、収入の基本は「家賃」「賃料」「敷金」「礼金」です。
これらは変動しないです。つまり、安定した収入になりやすいわけです。
2.インフレに強い
物価が上がっていく状態をインフレといいますが、インフレの時は家賃も上昇します。つまり、不動産投資はインフレに強いわけです。
例えば、現金1000万円を持っていて、この時、マンションが1000万円で販売されていたとします。
インフレになれば、物価が上がっていきます。
つまり、マンションは、1500万円とかになるわけです。
インフレになる前はマンションを購入できたのですが、インフレになると、マンションを購入できなくなるわけです。
つまり、インフレになると、預金をしていると、何もしていないにもかかわらず、今まで買えたものも買えなくなります。
つまり、インフレ時に預金として「貨幣」を保有していると、価値が目減りしていくわけです(物価だけが上がるので、貨幣の価値が相対的に下がる為)。
でも、もし、インフレになる前に、マンションを購入していれば、インフレと共に、マンションの価格も上がっていくわけです。
つまり、インフレになりそうな時は、不動産投資をして、不動産を所有する方がいいですよね。
3.所得税、相続税の節税効果
税金は、「益金(売上)−損金(費用)」で算出された「利益」の「××%」という形で税金がかかります。
つまり、もし売上が100万円で、費用が20万円で、税率が40%なら、「80万円(利益)×40%(税率)=32万円(税金)」の税金がかかるわけです。
もし、売上が100万円で、費用が100万円だと、利益が0になるので、税金はかかりませんよね。
つまり、費用が大きくなればなるほど、税金はかからなくなるわけです。
もし、「実際にはお金を払わないけど、費用として計上できれば」美味しくないですか?
つまり、今期は、お金を1銭も払っていないのに、100万円の費用がかかったと言うことができると美味しいですよね。
というのも、100万円分、余分に費用を計上できて、その分だけの税金が少なくなりますので。
不動産を所有していると、このような都合のいい「減価償却」という「費用」を計上できるのです。
不動産投資デメリット
1.家賃滞納・空室率の上昇のリスク
せっかく不動産を所有しても、家賃を滞納されたり、そもそも住人が入らなければ、収入になりませんよね。
管理会社の管理状態が悪くて、空室率が高いこともあります。
2.やり直しが効かないリスク
不動産は全体的に高額なので、流動性が悪いので(なかなか売れないので)、一度、投資すると、後戻りしにくいです。
株・為替だと、すぐに売ることができるので、損の額を抑えることができるんですけどね。
3.外的要因のリスク
建物の老朽化や自然災害のリスクがあります。
自然災害で建物が壊れたり、老朽化すれば、修繕しなければなりません。
4.金利の上昇に弱い
不動産投資は高額なので、借金をして投資することが多いです。
わかりやすくいうと、「毎月の家賃などの収入」が「毎月の借金の返済額」を越えれば、自分の懐にお金が入るわけです。
もし、金利が上がると、借金の利息も増加しますよね。
つまり、今までは、「毎月の家賃などの収入」が「毎月の借金の返済額」を上回っていたのが、逆転して、毎月、お金を支払わなければならなくなる可能性もあるわけです。
不動産で稼ぐコツは?
不動産投資のために、自分自身でもある程度の知識を身につけておくことは必要ですが、すべてのことに精通するには時間もかかりますし、そもそもその必要はありません。
専門家とのパイプを持って、何かあったときに話が出来る状態にしておけばいいのです。
不動産投資ですぐに必要となる専門家は司法書士でしょう。
不動産を購入して所有権を移転する登記は司法書士に依頼しますが、知り合いの司法書士がいなければ不動産会社に紹介してもらうことも可能です。
登記関係は通常、司法書士に相談することになります。
また、税理士もできればお付き合いしておきたい専門家です。
不動産を購入して家賃収入を得ることになれば、個人でも毎年3月に確定申告をしなければなりません。
それ以前にも、投資用不動産を個人で買った方がいいのか、法人で買った方がいいのか、など最適な方法を見出すための相談相手として身近に欲しい存在です。
同時に、土地を買ったり建物を建てるとき、建物を登録するとき、不動産投資それぞれに関わってくるのが土地家屋調査士です。
土地や建物の測量や申請手続きなど法律の専門家でもあります。
そして法律といえば、金銭的なトラブルを全般的に解決してくれるのが弁護士の役割です。
こうしたスペシャリストに対してとにかく気になったことは何でも相談しましょう。
また、専門家というのとは少し異なりますが、先輩の不動産投資家は何よりのブレーン。
情報交換をしあったり、いい相談相手にもなってくれるでしょう。
