FXとは?
FXとは外国の通貨を売買して、利益を得る取引のことです。
たとえば、ニューヨークに行くとき、両替所で円をドルに替えます。為替レートが「1ドル=100円」だったとすると、10万円は1,000ドルです。
1週間後に日本に帰国し、その1,000ドルを日本円に戻します。その時の為替レートが「1ドル=110円」なら、1,000ドルが11万円になります。
小さな資金でも大きな取引ができるFX円でドルを買って、時間が経ってから売ることで10,000円もの利益になりました。
また、日本で100万円を銀行に預けると、金利が0.5%なら1年間で500円の利息がつきます。
しかし、米ドルなら2.0%、ユーロなら4.0%、豪ドルなら7.25%と、各国の通貨ごとに金利が異なります。
したがって、日本円ではなく、外国の通貨で現金を保持しておくだけで、金利が多く貰えます。この金利差を「スワップポイント」と呼びます。
その上、FXの最大の特長は手元の資金を担保に、何倍もの金額の取引ができる「レバレッジ」が使えることです。
例えば、100万円が手元にある場合、レバレッジを10倍にすれば、1,000万円分の通貨を取引できます。為替差益やスワップポイントも10倍になりますので、ハイリスクハイリターンの投資も可能です。
このたび、法改正によりレバレッジは2010年に50倍、2011年に25倍と規制がかかりましたが、そもそも大きくても10〜20倍まで、初心者は5倍までに抑えることが一般的ですので、特筆すべき影響はありません。
FXの長所
FXには、他の投資には存在しない様々なメリットがあります。
[外貨預金などに比べ手数料が安い]
類似金融商品として「外貨預金」がありますが、実は外貨預金というのは顧客にとって大変不利な商品。
その手数料は非常に高く、収益を出すのが難しいのです。
しかし、FXなら外貨預金の1/10以下の手数料で済みます。
[小額から参加できる]
少し前までは、機関投資家などの独壇場になっていたFX市場ですが、1998年の法改正によって外貨取引が自由化され、それに伴って1万円程度の小額からでもFXに参加できるようになりました。
こういった敷居の低さもFXの特徴です。
[24時間取引可能]
FXは時間的拘束を受けず、平日ならば24時間いつでも取引を行なうことができます。
[勉強・研究に時間がかからない]
株は、数千という膨大な会社(銘柄)の中からどの株を買うか調べなければなりませんが、FXの場合ですととりあえず主要ないくつかの通貨について抑えておけばよいので、勉強・研究・分析が比較的容易に済みます。
[元手よりも多くの額が扱える]
レバレッジによって、 入金したお金よりも大きな額を扱うことが可能です。
レバレッジにはリスクもありますが、その分プラスになった時の見返りも大きくなります。
[様々な局面でも利益を得ることができる]
FXは「外貨の売り」から入ることも可能なので、円高だろうと円安だろうと、運用の仕方によってどの局面でも利益を得ることができます。
[不正が発生しにくい]
株式市場などでは、よく「インサイダー取引」などの不正が発覚しますが、FX市場は世界最大の金融市場であるため、こうした不正が非常に発生しにくいという特長があります。
[取引が成立しやすい]
相手が見つからなければ取引というものは成立しません。
ましてや、自分の希望する条件での取引成立を目指すと、相手を探すことがさらに難しくなります。
しかしFXの場合は、世界中に参加者がいるため、取引相手が見つかりやすいというメリットがあります。
FXの短所
[業者倒産のリスク]
FX業者が倒産すると、預けた資産が返ってこない場合があります。
これについては、信託保全を取り入れている業者を選ぶことで回避できますので、しっかりと信託保全を取り入れている業者を利用するのがベストです。
[突発的な世界的事件に影響される]テロ、戦争などによって予期しない為替変動が発生し、保持している通貨が暴落する危険があります。
しかし、「逆指値」という注文方法で「ここまで下がったら自動で決済する」という設定をしておけば、予期しない損益を被らずに済みます。
[レバレッジによるリスク]
メリットとしても列挙したレバレッジですが、同時にデメリットにもなります。
入金した資産以上の額を動かせるため、手持ちのお金以上の損害を受けることも。
よほどのことがない限り、大きなレバレッジはかけないようにするのが無難。
レバレッジをかけるとしても、最初は3〜5倍程度に抑えておくとよいでしょう。
FXで稼ぐコツ
FX外貨に限らずどのうような投資にもいえる事があります。
それは ・・・
「いろんな種類の投資商品を買い集めてできた商品は、ひとつひとつの商品よりも有利な商品となる」
というものです。
たとえば10万円を持っているときに、10万円で米ドルだけを買うよりは、米ドルとユーロとオーストラリア・ドルとニュージランド・ドルとタイバーツをそれぞれ20万円ずつ買った方が、リスクに比べて利回りが高くなるという理論です。
多くの機関投資家はこの理論を使っています。
リスク分散は、通貨の数だけではなく、時間的な分散も含まれています。つまり、今日、 50万円分のドルを全額買ってしまうのではなく、10万円ずつ5日に分けて買った方がおトクだということです。
